アイプリが始まるにあたり、
プリティーシリーズについて
子供を持って気づいたことをつらつら語りたい。
あくまで私が思う個人的な話。
1. プリティーシリーズの危機
プリティーシリーズはプリマジのアニメが終了してひみつのアイプリが始まるまで、
アニメ自体は空白があった。
プリマジのアニメが終わった時点で、
プリティーシリーズもこのまま終わるのかと危機感を持ったのは私だけではないはず。
なにせアイカツもアニメや筐体が終了し、
共にニチアサを盛り上げていたサンリオアニメやガールズ戦士シリーズも次々終了し、
その気配がなくなってしまったのだ。
そもそも最近の子ってリアタイ文化薄れてきてるんじゃないか。
我が子もアニメ見る時は大体アマプラやNetflix。
終了したアニメを好きなタイミングで一気に見るのだ。
だから毎週毎週決まった時間にテレビを見るなんてしない。
親が決めたテレビタイムの時に好きなアニメを自分から選んで見る。
プリキュアもそうだった。
どハマりしていた時には録画しつつ毎週見ていたが、その時に見るのを忘れたり、プリキュアの時間にアマプラ見ていて見逃したり。
だから周りの子にテレビで何を見ているか聞いてもてんでバラバラ。
古いアニメだったり最新のものだったり、そしてやはりそれをアマプラなど配信サイトで見ているのだ。
つまり、子どもたちが同じものに一斉にハマるってことが難しくなってるんじゃないかと思う。
一世を風靡した鬼滅の刃や推しの子だって、そもそも深夜帯であり内容は小さい子向けじゃないため、
アニメを見せるかどうかは各家庭で違う。
知り合いの子で鬼滅の刃をYouTubeであらすじだけ見るなどと聞いたこともある。
こんな状況だとホビアニが廃れるのもわかる。
そもそもリアタイしてCMを見せてオモチャの販促があるからこそ、アニメが作られる訳だから。
2.筐体の可能性
このような状況はゲームも同様だ、と思っていた。
コロナ禍もありゲームコーナーに人がいなくなった。
私もよく買い物がてら通るが、いつもプリチャンやプリマジ台は閑古鳥が鳴いていた。
ガチャガチャには人が多いが筐体はそうでもない。
Switchは多くの小学生が持っているが、
プリパラやアイカツのように多くの子供が筐体にハマることなどもうないだろう。
新シリーズが始まったとしてももうゲーセンは流行らない。
このままプリティーシリーズは終わるのだ、と思っていた。
そうではない、と思ったのは去年の夏頃だった。
子どもがポケモンの筐体、メザスタにハマったのだ。
それから習い事の帰りにメザスタに寄るようになったのだが、驚くことにいつも混んでいる。
それも大きいお友達ではなく、小さな男の子とその親で。
ちょうどコロナも落ち着いて人が出歩くようになったのもあるのだろうか。
ポケモンはすごい。Switchでのゲームやカードゲームだってありながら、筐体も大盛況なのだ。
つまり、皆が皆オンラインやSwitchをやるばかりでない。
作品が、筐体が良ければ売れるのだ。
このまま廃れると思っていたがゲーセン文化は案外根強いのだ。
そうだとしたらプリティーシリーズが復活したのも頷ける。勝算はあるのかもしれない。
オタクとしては喜ばしいことだ。
あとは、ポケモンほどの知名度は無いこのシリーズが今の子供たちにどれぐらいバズるかだ。
3.オタクが臨むこと
今後の展開として、これは個人的な願望だが、
とりあえずカードを配りまくってほしい。
子どもが園児のときに園からシルバニアの赤ちゃんが広告とともに無料で配られたことがある。
(園ではたまにシャンプーなどの試供品などが配られていた)
筐体がある店舗ではすでにアイプリカードを無料配布しているが、とにかく配って門戸を広げて欲しい。
あとはハッピーセットに付けるなど。メザスタもやっていたし、我が子もハッピーセットでゲットしたタグでメザスタをやりに行っていた。
とにかくプリティーシリーズ、ひみつのアイプリが子どもにも流行りますように。
そして末永く続きますように。